ワクチン接種予約『10月に比べ倍増』…予約枠全て埋まる日が多い 大阪市内の接種会場（2022年11月18日）
感染者数が増加傾向にある新型コロナウイルス。そんな中、大阪市内にあるワクチン接種会場では予約数が１０月に比べて倍増しています。
（厚労省アドバイザリーボード 脇田隆字座長 １１月１７日）
「感染者数の増加の速度というのは第７波より遅いということですけども、増加は継続しています。この夏のような感染拡大となる可能性もある」
１１月１７日に行われた厚生労働省の専門家会合。全国の直近１週間の新型コロナウイルス感染者数は前の週と比べて１．２４倍と、ほぼ全ての都道府県で感染者数が増加していて、加藤勝信厚労大臣はこのままの増加傾向が続くと「第８波となる可能性がある」と指摘しました。
大阪府の１１月１７日の感染者は４１２６人と、こちらも増加傾向が続いています。そうした中、大阪市中央区のワクチン接種会場「心斎橋接種センター」では１０月下旬、１日の接種希望者数は予約枠の半数程度の約７５０人でしたが、今は１日１５００人の予約枠が全て埋まる日が多いといいます。取材した１１月１８日から３日間の予約枠は全て埋まっているということです。
接種を受けに来ていた人に話を聞きました。
（４回目の接種・６０代）
「いつもの病院に４回目の予約を入れようとしたら３月と言われたので、ここに来たんです。（Ｑいまの感染状況をどうみている？）また増えてきているので、ちょっと危ないかなと思います」
（４回目の接種・２０代）
「コロナの感染者が増えてきたっていうのと、オミクロン株対応のワクチンもちょうど始まったので、そろそろ受けておかないとなという感じです」
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