“政治とカネ”寺田総務大臣 “選挙運動員買収”疑惑が浮上 野党追及 本人否定も…(2022年11月18日)
複数の問題で追及を受ける寺田稔総務大臣に新たな疑惑。去年の衆院選で、選挙運動員を買収した疑惑が浮上している。
■“選挙運動員買収”疑惑…野党が追及
立憲民主党・奥野総一郎衆院議員：「これまで“政治とカネ”の疑惑の見本市じゃないですか」
収支報告書の虚偽記載疑惑や、後援会の会計責任者が故人だったことなど、様々な“政治とカネ”の問題の追及を受ける寺田大臣。
17日、新たに追及されたのは、“選挙運動員の買収疑惑”だ。
去年行われた衆院選の公示日に、寺田大臣は自分の選挙ポスターを貼ってもらう報酬として、6人の市議会議員に数千円を支払っていたと、週刊誌が報じた。
公職選挙法では、ポスター貼りなどの労務に対する報酬は認められているが、「選挙運動」を行うことは、買収にあたるとして禁じられている。
野党側は、報酬を受け取った6人の市議が、同じ日に選挙運動をしていたのではないかと追及した。
奥野衆院議員：「当日、（報酬を受け取った市議が）選挙運動を一切していなかったと断言できますか」
寺田大臣：「選挙運動をしたという方は、私は承知しておりません」
■出陣式に…“報酬受け取り”市議の姿
寺田大臣は否定したが…。
選挙活動初日の出陣式。寺田大臣の近くで、こぶしを挙げているのは、選挙対策委員の幹部を務め、ポスター貼りの報酬を受け取っていた市議だ。
選挙運動は行っていなかったのだろうか。
寺田大臣：「出陣式に居合わせたというだけで選挙運動に…。のぼりを持っていたりとかは、選挙運動になろうかと思いますが、たまたま車に乗っていたとかですね、後続の車ですね。それは選挙運動とみなされるかどうか、もちろん個別の判断になってこようかと思いますが。すべてについて、まだ確認したわけではございませんが。今、そうした点についてもご指摘ありましたので、確認させて頂こうと思います」
（「大下容子ワイド！スクランブル」2022年11月18日放送分より）
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