“空気カラカラ”乾燥続きで火災相次ぐ…密集住宅地で9棟に被害 名古屋(2023年1月11日)

“空気カラカラ”乾燥続きで火災相次ぐ…密集住宅地で9棟に被害 名古屋(2023年1月11日)

“空気カラカラ”乾燥続きで火災相次ぐ…密集住宅地で9棟に被害 名古屋(2023年1月11日)

太平洋側を中心に、極端に雨の少ない日が続くこの冬。空気が乾燥するなか、各地で火災が相次いでいます。

11日、名古屋市では、看板を製造する会社の倉庫兼作業所が燃えて、周辺の住民が一時避難する事態となりました。

現場は、名古屋市千種区の住宅などが密集している地域。消防車など29台が駆け付けましたが、炎は周りの住宅にも広がっていきました。

周りの住宅、少なくとも9棟に被害が出ていて、煙を吸った70代の住人と、消火活動中に負傷した60代の消防隊員の2人が病院に搬送されています。

名古屋市では、年明けからの降水量が1ミリと、雨の少ない状態が続いていました。

湿度も、火災が起きる直前の午後4時過ぎには24%まで下がり、この冬最もカラカラの状態になっていました。

乾燥注意報が出ていた広島県では午後4時過ぎ、「住宅の2階から火が出ている」と付近の住人が通報。この住宅には、家族8人が住んでいました。

7人の無事は確認されましたが、80代の男性と連絡が取れていないといいます。

千葉の九十九里町では、4日連続での乾燥注意報が出るなか、住宅火災が発生しました。

近くで撮影された映像には、屋根の上に人のような影が映っています。

撮影者:「じいさんとか、やばくないですか?燃えている最中だよ。じいさんやばい」

撮影していた男性は、救助のため、車を飛び出します。

撮影者:「おじさん、大丈夫?これセットしようか」

撮影していた男性は、そばにあった脚立を使って男性を助け出しました。

この家には家族5人が住んでいましたが、全員無事でした。

11日朝から強風注意報が出ていた、山形県酒田市では、住宅1軒が全焼。この家に住む、1人暮らしの男性と連絡が取れていません。

火は約4時間後に消し止められましたが、焼け跡から遺体が見つかり、警察は、この家に住む武田陽一さん(64)とみて、身元の特定を進めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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