「隠さねばと…動転した」生後間もない赤ちゃんの遺体をゴミ箱に遺棄 母親の初公判(2022年11月17日)

「隠さねばと…動転した」生後間もない赤ちゃんの遺体をゴミ箱に遺棄 母親の初公判(2022年11月17日)

「隠さねばと…動転した」生後間もない赤ちゃんの遺体をゴミ箱に遺棄 母親の初公判(2022年11月17日)

和歌山県白浜町のホテルのゴミ箱に生後間もない赤ちゃんの遺体を遺棄した罪に問われている母親の初公判が行われ、検察側は懲役2年を求刑しました。

 起訴状などによりますと、山田桃子被告(31)は、今年9月に宿泊していた和歌山県白浜町にあるホテルのゴミ箱に、生後間もない男の赤ちゃんの遺体を遺棄した罪に問われています。

 山田被告は当時、両親に妊娠を隠して家族旅行に来ていて、ホテルのトイレで出産したものの、赤ちゃんはまもなく死亡したということです。

 11月17日の初公判で山田被告は「死なせてしまったという気持ちと隠さなければという思いで動転してしまった」と起訴内容を認め、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。

 一方、検察側は「死者の尊厳をないがしろにしている」として懲役2年を求刑しました。判決は12月1日に言い渡されます。

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