続く“真冬の寒さ”各地で氷点下 早咲き桜に異変…梅の名所に外国人殺到(2023年2月22日)
22日朝は冷え込みが強まり、関東の8割以上の地点で氷点下となりました。この寒さはこの先も続きそうで、見頃を迎えた早咲きの桜には異変が起きています。
凍る朝も、あと何度訪れるのでしょうか。氷点下に迫る冷え込みとなった東京都心。寒さに強い人、弱い人もゴールを目指します。
「短パン」で走る人:「いつもこの格好で走っているので、慣れている」
「長ズボン」で走る人:「正直やめようかなと思った」
アルゼンチンから来た観光客:「東京マラソンのために、初めて日本に来ました。すごく楽しくて興奮しているよ」
マイナス4℃を下回った水戸市。バケツの水も凍っています。
見頃を迎えた桜。寒さで、その桜には嬉しい悲鳴が…。寒さを見方に、たくさんの人出です。
出店者:「チャンスかなと思いましたね。仕込みの量を増やしました」
クリームが乗った焼き芋ブリュレや熟成された紅はるかも。全国各地のサツマイモが集まったイベント。寒さもあり、たくさんの人出です。
定番の焼きイモはもちろん、おしるこなどもあり、身も心もほっと一息付けるイベントです。
さつまいも博実行委員会・石原健司事務局長:「(寒さは)大歓迎です。サツマイモの新たな楽しみ方をテーマに掲げていまして、こんな使い方あるんだというところも楽しんでもらえたら」
寒さで桜にも異変が起きています。
1日に比べ、22日は一気に見頃を迎えました。河津桜。穴場でもある見晴らし台からは、まるで町を貫く桜並木が見渡せます。
当初は28日までで終わる予定でしたが、開花が遅れたため、3月5日まで延長することになりました。
河津桜まつり実行委員会・山田和子実行委員長:「ここのところの寒さはかえって、桜の花が長持ちするのでいい」
古都を見わたすテラス。天空のあったかスポットにも多くの人が…。21日は雪化粧した京都。22日も「真冬並み」の冷え込みとあり、「春」を感じられる場所が恋しいようです。
厳しい冬を耐え、梅の花が咲きはじめていたのは世界遺産「二条城」です。約420年前、徳川家康によって建てられました。
荘厳な門をくぐると、通り沿いに連なる梅の木。京都の梅の名所として長年、親しまれてきました。
約100本の梅の木には「特別」な1本も。梅の開花を見定める標準木。開花宣言まで、あと少しです。
城内の「ツバキ」も見頃で、梅と同時に楽しめるのも魅力の一つです。
注目されているのは歴史ある建物だけではありません。
去年オープンしたばかりのホテル「空庭テラス京都」。地上30メートルのテラスから古都の街並みを一望できます。
さらに足湯もあり、しかも天然温泉です。
日中も10℃に届かない寒さ。ポカポカの足湯が観光客の体に染み渡ります。
空庭テラス京都・加村明治マネージャー:「第一声が『素晴らしい、見たことない』、皆さん感動している。案内してうれしく思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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