米政府「G20の懸念深めるだけ」ロシアの攻撃非難(2022年11月16日)

米政府「G20の懸念深めるだけ」ロシアの攻撃非難(2022年11月16日)

　インドネシアのバリ島でG20の首脳らが集まるなか、ウクライナの都市部などがロシアのミサイル攻撃を受けたことについて、アメリカ政府は「G20の間で懸念を深めるだけだ」とロシアを非難しました。

　ウクライナの首都キーウなど複数の都市では15日、ロシアによるミサイル攻撃が続き、インフラや住宅街で被害が確認されています。

　これを受けてアメリカ政府は声明で、バリ島でG20の首脳らが集まっている最中に起きたと強調し、「我々にとって忘れられないことだ」と述べました。

　そのうえで「ロシアの攻撃はプーチン氏の戦争がもたらす不安定化の影響について、G20の間で懸念を深めるだけだろう」とロシアを強く非難しました。

　また「我々の思いはウクライナの人々とともにある」と述べ、同盟国などとウクライナへの支援を続ける考えを強調しています。
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