バイデン大統領就任後初 対面での米中首脳会談 歩み寄りできるか|TBS NEWS DIG
アメリカ・バイデン大統領の就任後、初めてとなる対面での米中首脳会談が間もなくインドネシアで始まります。台湾問題はじめ対立のエスカレートが懸念され、世界が注目するなか、両首脳は歩み寄れるのでしょうか。
記者
「こちらが実際に米中首脳会談が行われる会場です。着々と準備が進められています」
これは、JNNのカメラが独自に撮影した米中首脳会談の会場。両首脳が座るとみられる特別なイスも用意されています。
記者
「ここはG20のメディアセンターです。世界中から多くのメディアが集まってきているのですが、レポートしている人たち、話題の多くは米中首脳会談の行方なんです」
世界が注目する米中首脳会談。バイデン大統領が就任してから2年近くたってようやく対面で行われます。
オバマ政権時代に覇権主義的行動を強める中国が南シナ海の軍事拠点化を進めるなどし、対立が深まったアメリカと中国。
2018年にトランプ政権が「中国が知的財産権を不当に侵害している」として中国製品に高い関税を上乗せし、中国も対抗措置として報復関税を行い、貿易戦争にも突入しました。
そして、バイデン政権が誕生すると。
アメリカ バイデン大統領
「中国と米国の指導者としての責任は、意図的であってもなくても両国の競争が衝突に発展しないようにすることだ」
これに対し、習近平国家主席は、「ウィンウィンの協力を追求すべき」と強調。それぞれが副大統領と副主席として会談をしてきた過去もあるため、関係の改善が期待されましたが…
アメリカ ペロシ下院議長
「米国は台湾への関与を放棄するつもりはない。変わらぬ友好関係に誇りをもっている」
8月にペロシ下院議長が台湾を訪問したことで中国政府が激しく反発。台湾を取り囲むような形の大規模な軍事演習を実施しました。
中国 習近平国家主席
「決して“武力行使”の放棄を約束せず、あらゆる必要な措置をとるという選択肢を残す」
偶発的な軍事衝突も懸念されているアメリカと中国。これから始まる首脳会談で、歩み寄りは見られるのでしょうか。
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