ヒグマがスルメイカ食い荒らす 山に食べ物不足? 暑さ影響か(2023年9月11日)
水産加工場に現れたクマ。狙いはスルメイカです。現場は北海道福島町の水産加工場。クマは入り口の網戸を自分で開けて侵入しました。30分ほどスルメイカを食い荒らすと、裏口の小窓を突き破って逃げていったということです。被害額は20万円以上に上ります。
動物研究家 パンク町田さん:「クマは手先が非常に器用な動物。扉を開けることはそんなに難しいことじゃない。ドアノブだってひねりますよ、クマは。やっぱり臭いで分かっているのではないか。いきなり入ってくることもあるが、何日か前から通っていた可能性もある。そばまで来て様子を見てた可能性もある」
さらに、北海道苫前町では…。画面の奥から走ってくるのはクマです。その先にあったのは小学校。この影響で小学校は臨時休校に。畑が踏み荒らされ、幅14センチほどの足跡が残っていました。この時期に目撃が相次ぐ理由は異例の暑さが関係しているといいます。
動物研究家 パンク町田さん:「時期が暑いと実りが早くなってしまう。普段であれば山に食べ物がある時期だが、実りが終わって秋まで食べ物がない状態。山の食べ物がなくなるとクマは行動範囲を広げるのが普通。行動範囲を広げた中に住宅や畑があると、そっちに足を運ぶ。山の作物が足りなくておなかが減って行動範囲を広げた可能性はある」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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