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【波紋】滋賀「交通税」検討 “赤字路線を救う”?(2022年11月11日)
存続が危ぶまれている地方のローカル線が相次ぐなか、滋賀県で“ある奇策”が示されました。
公共交通機関を維持する財源として、全国で初めてとなる「交通税」の導入が検討されているといいます。
滋賀県 税政課・大田伸行参事:「交通を維持することによって、地域の持続的発展にもつながると。広く皆さんで地域を発展させるためにも、税というのが一つの手段ではないかと」
28年連続で赤字が続いている滋賀県の「近江鉄道」。おととし、全線存続が決まりましたが、現在、県が維持管理費用の半分を負担しています。
県によりますと、一部の県民から“近江鉄道を守るための交通税なのか”“利用していないのに税金取るのか”といった声などが寄せられているということです。
大田参事:「(近江鉄道の)赤字を失くすために、交通税(導入)という話ではないんです。滋賀県全体の、過疎地のバスとか、色々と問題があると思いますので。どこに(財源を)充てるかというのは、これから検討されるところです」
使う人も使わない人も、皆で税金を出して公共交通機関を支えていこうという理念。県は、今後も県民に対して丁寧に説明をし、交通税への理解を深めたいとしています
(「グッド!モーニング」2022年11月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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