【核軍縮】「国際賢人会議」オバマ元大統領がメッセージ検討(2022年11月10日)
世界の指導者を被爆地の広島に招き、核軍縮について議論する「国際賢人会議」にアメリカのオバマ元大統領がメッセージを寄せることを検討していることが分かりました。
国際賢人会議は核兵器のない世界をライフワークとする岸田総理大臣の発案で12月10日から2日間、広島市で開かれる予定です。
政府は2016年に現職のアメリカ大統領として初めて被爆地を訪問したオバマ元大統領の出席を調整していましたが、叶いませんでした。
代わりにビデオメッセージを寄せてもらう方向で最終調整しています。
会議にはNPT（核拡散防止条約）の再検討会議の議長をはじめ、世界の政治指導者や有識者が出席します。
岸田総理は2023年の「G7広島サミット」に向け、核廃絶の機運を高めたい考えです。
当初、11月下旬の開催を表明していましたが、「より多くの出席者を得たい」として12月にずれ込みました。
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