WHO「今夏の暑さで欧州1万5000人が死亡」(2022年11月8日)
今年の夏、記録的な熱波に襲われたヨーロッパで暑さが原因で死亡した人が少なくとも1万5000人に上ることが分かりました。
WHO=世界保健機関は7日、今年の夏、ヨーロッパで少なくとも1万5000人が熱中症など暑さが原因で死亡したと明らかにしました。
また、「極端な暑さが心血管疾患や糖尿病などの慢性疾患を悪化させる可能性がある」とも指摘しています。
観測史上初めて気温40度超えを記録したイギリスでは3200人以上が死亡したということです。
記録的な熱波はヨーロッパ干ばつ観測所が「少なくとも過去500年で最悪の干ばつに直面している」と指摘したほどで、各地で川が干上がる様子などが見られました。
WHOは声明で「ヨーロッパは最も温暖化が進んでいる地域で、気候変動に効果的に取り組む必要がある」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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