父と弟“自殺偽装” 48歳姉に死刑求刑 29日判決へ(2022年11月8日)
足立朱美被告(48)は4年前、大阪府堺市で糖尿病を患っていた父親の富夫さん(当時67)に多量のインスリンを注射して殺害し、弟の聖光さん(当時40)を練炭自殺に見せ掛け、殺害した罪などに問われています。
逮捕前のインタビューで、弟の死について聞かれると、次のように答えていました。
足立被告(2018年5月):「今となっては、追い込まれて自殺したのかなと。分かってあげられなかったことに対して申し訳ない気持ちと、世の中から冤罪(えんざい)というのがなくなれへん理由が今、自分に降りかかってることに改めて怖さを感じますし」
その足立被告に対し、7日に開かれた裁判員裁判で、検察側は死刑を求刑しました。
検察側:「(父親の)富夫さんを殺害しながら内省を深めることなく、保身のために犯人をでっち上げようと、遺書を偽造して聖光さんも殺害した」
一方、弁護側は一貫して無罪を主張しています。
判決は、29日に言い渡される予定です。
(「グッド!モーニング」2022年11月8日放送分より)
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