彦根城で冬支度 害虫から松守る「こも巻き」(2022年11月7日)

彦根城で冬支度 害虫から松守る「こも巻き」(2022年11月7日)

彦根城で冬支度 害虫から松守る「こも巻き」(2022年11月7日)

 7日は二十四節気の一つ「立冬」です。滋賀県の彦根城では、冬の間に害虫から松の木を守る「こも巻き」が行われました。

 国宝の彦根城では毎年、冬の始まりを示す「立冬」に合わせて松に「こも」を巻きます。

 「こも巻き」は松が枯れる原因となる松食い虫などの害虫を暖かい「こも」の中に誘い込み、春先の啓蟄(けいちつ)の日に「こも」ごと取り除く伝統的な松を守る方法です。

 7日朝の彦根市の最低気温は6.1℃と平年よりも冷え込むなか、作業員13人が彦根城内の「いろは松」と呼ばれる松並木をはじめとするおよそ100本の松の木に「こも」を巻き付けていました。

 午前中にはすべての作業が終わり、彦根城の冬支度が整います。
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