電気料金値上げ検討も幅未定 電気代支援で負担軽減どこまで?ローソンは“4割節電”新店舗公開【家計クライシス】|TBS NEWS DIG

電気料金値上げ検討も幅未定 電気代支援で負担軽減どこまで?ローソンは“4割節電”新店舗公開【家計クライシス】|TBS NEWS DIG

電気料金値上げ検討も幅未定 電気代支援で負担軽減どこまで?ローソンは“4割節電”新店舗公開【家計クライシス】|TBS NEWS DIG

東京電力は今週、全ての家庭用電気代の値上げを検討すると発表しました。来年春以降を想定しているとみられますが、時期や値上げ幅はまだ決まっていません。

ローソンがオープンした“4割節電”のエコ店舗。

記者
「こちらの商品棚には、冷気を逃がさないための扉がついているんです」

飲み物などが入る冷蔵のケースには扉をとりつけたほか、電気の使用量が多い冷凍食品売り場では、冷気が逃げないようにケースの上部を覆いました。

ローソン 店舗建設部 樋口智治シニアマネジャー
「CO2削減を55%達成できる設計。結果的に、省エネによって電力的には約40%削減という効果が得られる」

1店舗あたり年間およそ100万円の電気代の削減を目指すということです。

一方、家庭で深刻なのは電気代の値上がりです。

「電気代はすごく高くなっていますよね。こたつみたいなのに変えるとか、ちょっと考えていかないと」
「もう暖房を使っていたり、今年の冬もまた(電気代)あがっちゃうかな。冷蔵庫は使ったらすぐ閉めるように息子にも言っています」

標準家庭ですでに1年前に比べて2割前後値上がりしています。政府は総合経済対策として、来年1月から1キロワット時あたり7円引き下げ、標準家庭で月1800円あまりを支援しますが…

東京電力HD 山口裕之 副社長
「規制料金を含めた全ての低圧(家庭用)の料金メニューを見直しに向け検討したい」

東京電力は今週、「規制料金」を含む全ての家庭向けの電気料金の値上げを検討していると発表。東北と北陸、中国電力も規制料金を引き上げる方針を発表しています。値上げは来年4月以降を想定しているとみられていますが、時期や値上げ幅は未定です。

西村康稔 経産大臣
「(電気料金の)負担軽減策は、来年春以降の平均的な料金の値上げ額を念頭に置きながら、激変緩和措置を講じるというもの。(電力会社の)値上げ、どんな数字になるかはまだ今の段階ではわからない。予断はできないということ」

すでに2割前後値上がりしている電気代の負担が、支援策でどこまで軽減されるかは不透明な状況です。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/XisBtoF

▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1

▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/OwuQrKC

▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/ehHVkaC

TBS NEWSカテゴリの最新記事