迫る「2024年問題」 激化するネット通販競争 物流の現場ではトラックドライバー不足が懸念|TBS NEWS DIG
私たちの生活に欠かせないネット通販。各社の競争が激しさを増す一方で、物流の現場では、トラックドライバーの時間外労働の規制強化で人手が不足する「2024年問題」が迫っています。
流通大手・イオンの子会社がきょうから始めた、新たなネットスーパー。生鮮食品や日用品などおよそ2万品目を扱いますが、驚くのは配送時間です。
自宅への配送は、朝の7時から夜の11時まで。時間指定も1時間単位で出来るといいます。
便利なサービスではありますが、配送の面で実際に可能なのか?
物流の現場では、トラックドライバーの不足が懸念される「2024年問題」を控え、人手の確保が課題ですが…。
イオンネクスト 野澤知広 副社長
「ドライバーについては当社の正社員。年明けから1000名を超える方に応募頂いている」
残業なしのシフト制を導入するなどして、ドライバーの確保に努めるとしています。
また、送料は330円から最大550円かかります。
イオン 吉田昭夫 社長
「リアルのみならず、オンラインでも客の満足を追求していきたい」
まずは、東京23区の一部や千葉県の一部で始め、今後1年をめどに東京23区全域などにも広げる考えで、買い物に時間を割けない共働き世帯などの需要を取り込む狙いです。
一方、ネット通販最大手もサービスの拡大に動いています。アマゾンジャパンは先週、全国11か所に新たな配送拠点を開設すると発表。配送網を広げることで、「翌日配送」の対象地域や対象商品を増やすとしています。
増え続ける荷物と人手不足の中で激しさを増すネット通販競争。人手の確保と物流網の構築の両立が、今後の勝敗のカギを握ることになりそうです。
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