【恐怖】高速で“強制停車” 窓こじ開けようと隙間に手「子ども乗っているんですよ」(2022年11月4日)

【恐怖】高速で“強制停車” 窓こじ開けようと隙間に手「子ども乗っているんですよ」(2022年11月4日)

【恐怖】高速で“強制停車” 窓こじ開けようと隙間に手「子ども乗っているんですよ」(2022年11月4日)

 先週末、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、親子そろって楽しい時間を過ごした帰り道。

 阪神高速を走っていると、白い車が右側から猛スピードで追い抜き、前方に割り込んできたかと思うと、突然、急ブレーキを掛けました。

 よけようとハンドルを切りますが、白い車はそれに合わせるように行く手をふさぎ、挙句の果てには止まってしまいました。

 さらには、ドアを開け運転席から降りた男性。両サイドを次々と車が通り過ぎていくなか、こちらに近付いてきます。

 降りてきた男性:「どういうつもりかな?」
 運転者:「何がですか?」

 助手席にいた妻が慌ててスマートフォンで撮影した映像には、窓の隙間から手を入れ、こじ開けようとする男性の姿が映っています。

 降りてきた男性:「(窓を)下げえや」
 運転者:「下げないですよ。子どもが乗っているんですよ」
 降りてきた男性:「気を付けたほうがええんじゃないの!」

 運転者:「あんなに力を掛けて開くとは思っていなかったので、びっくりしてしまいました。子どもが後ろに乗っていたので。僕がカッとなって、向こうも感情的になって、子どもに悪い影響を与えるといけないと思ったので。何も言えなかった、怖かったですね」

 後部座席に乗っていた4歳の娘は、恐怖のあまり泣いていたといいます。

■「高速で停止させる行為は極めて危険」

 どうしてこんな事態になったのでしょうか。

 運転者:「前にトラックが走っていたので追い越し車線に入って、トラックを抜かそうとした。そしたら、僕のことを追い抜きたかったと思うんですけど、追い抜けずに仕方なく僕の後ろに戻ってきたっていう感じだった」

 道路交通法に詳しい弁護士は、仮にトラブルのきっかけがあったとしても、高速道路上で他の車を停止させる行為は極めて危険だと指摘します。

 交通事故の問題に詳しい・高山俊吉弁護士:「このケースについては明らかに通行を妨害する目的があったといえるだろう。もう1つは高速道路で車を止めるということは、後ろから追突する危険にかなり肉薄することが考えられて、妨害運転罪の成立が認められる可能性が高いだろうと」

 警察は、被害を受けた男性から映像の提出を受け、捜査を始めたということです。

(「グッド!モーニング」2022年11月4日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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