中国 “ゼロコロナ”封鎖管理で3歳男児死亡か 地元政府「救急体制の不備」認める(2022年11月3日)
ゼロコロナ政策が厳しさを増す中国で3歳の男の子が一酸化炭素中毒で死亡した事故を受け、地元政府は「救急体制に不備があった」との調査結果を発表しました。
感染の高リスク地域として封鎖管理が行われていた甘粛省蘭州市で1日、3歳の男の子が一酸化炭素中毒で死亡しました。
この事故では、ゼロコロナ政策の影響で搬送が遅れたのではとの指摘が上がり、住民らによる抗議が起きていました。
地元政府は3日、事故の調査結果を公表し、父親の1度目の通報から救急車が到着するまで1時間40分以上経っていたなどと説明しました。
そのうえで「救急体制に不備があった」と責任を認めましたが、ゼロコロナ政策との関連については明言しませんでした。
一方、中国のSNSでは「コロナ禍で3年経つのに、こんな対応しかできないのか」などと批判の声が上がっています。
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