東京-福岡 飛行機乗り放題&家賃…スターフライヤ- 来春サブスク導入へ(2022年11月3日)

東京-福岡 飛行機乗り放題&家賃…スターフライヤ- 来春サブスク導入へ(2022年11月3日)

東京-福岡 飛行機乗り放題&家賃…スターフライヤ- 来春サブスク導入へ(2022年11月3日)

 リモートワークが浸透する今、地方移住を後押しする狙いです。東京-福岡間の飛行機が乗り放題となる、新しいサブスクサービスを取材しました。

■新サブスク!飛行機乗り放題&家賃付き

 人材紹介会社「ライブリーワークス」・杉下理世社長(37):「3回以上、往復する人にとっては、すごいお得ですね。かつ家もですか?めちゃくちゃお得ですね」

 利用客も驚いた航空会社の新ビジネス。それが「飛行機乗り放題」なうえに、福岡で住む家の家賃までセットにした「サブスクサービス」です。

 スターフライヤ-・山口正樹シニアマネージャー:「コロナ禍で航空需要は大きく減ってしまい。どういう手を打っていくかの中の一つに、サブスクというやり方もあるかなと」

 航空会社「スターフライヤー」は、羽田-北九州間が乗り放題になる航空券と、福岡県内の家の家賃をセットにしたサブスクの販売を計画。

 価格は月額20万円から30万円を想定していて、北九州空港だけでなく、福岡空港の適用も検討しているといいます。

 山口シニアマネージャー:「リモートワークが浸透していますので、地方に住んでみたいという機運もあると思いますし。そういう観点から、こういったチャンスがあるじゃないかと」

■「何回も往復…めちゃくちゃ便利」利用客

 通常、羽田-北九州間の航空券は、片道3万円から4万円ほど。この新ビジネスに対し、利用客からは…。

 杉下社長:「私、実家が福岡なので、大体月1回、多い時は月2回くらい、もともと帰るんですよ。なので、何回も行けるって、すごく今までにないプランなので、人気殺到するだろうなと思って見てました」

 こう話すのは、都内で人材紹介会社を経営する杉下さんです。地元・福岡には友人や取引先が多く、これまでは滞在中にスケジュール調整をするのが大変でした。しかし、これからは…。

 杉下社長:「大体、滞在する時、3泊4日とかで行くと、日程調整して、そこが合わなかった時に、会えなかったとか、じゃあ次のタイミングでってなった時に。今までだったら1カ月先とか2カ月先になってたのが、サブスクで何回も往復できるんだったら、『また来週、来ます』みたいな使い方ができるのは、めちゃくちゃ便利ですよね」

■家賃付きで月額20万円…高い?安い?

 一方、北九州の会社と取引のある都内の会社では、このサブスクサービスを知り、活用したいかどうか議論の真っ最中でした。

 ソフトウェア開発会社「MASENTIC」・安達慶太社長(23):「皆さん、北九州移住計画どうですか?」

 男性社員:「安達(社長)は代表として東京で会う人も多いから、北九州は仕事柄きつい。俺とかクリエイティブだから、パソコン1つだったら意外とアドレスホッパー(定住する家持たず)的な感じでいける気がするけど」

 男性社員:「あまり場所には限られてないから、使いやすくはなるよね。福岡スタートアップ支援もやってるから」

 安達社長:「(Q.社内で意見割れてるんじゃないですか?)いやーちょっと…それでもないかなって感じですね。値段がちょっと高いなって。実際、行くのは月1とか2カ月に1回くらいで良さそうで」

 そして議論の中心はやはり、料金面についてでした。どれくらいの価格であれば利用したいとなるのでしょうか?

 安達社長:「月20万(円)か…みたいなところは正直なところあります。12万(円)とかだったら全然ありかなと思います」

 こうした声がある一方で、先ほどの杉下さんは…。

 杉下社長:「(通常は)往復で7万円で、3往復で21万(円)なんで、それに家も付いてくるって考えたら…。30万(円)だったら『30万か…高いな』と思うと思うんですけど、20万(円)だったら、めちゃくちゃお得感ありました」

■「スターフライヤー」来春からサービス開始へ

 高いか安いか、評価は分かれましたが、当のスターフライヤーは、どう考えているのでしょうか?

 山口シニアマネージャー:「社内で検討しますのは20万円台から、なかには40万円台くらいまでっていう、ちょっと幅があってですね。あとは家賃自体も住むお部屋の大きさにもよると思いますし、その辺の組み合わせで検討かなと」

 今後、価格などを決定し、来年の春にはサービスが始まる予定です。

(「グッド!モーニング」2022年11月3日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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