認知症女性がマグカップで男性撲殺 介護の人手不足対策が必要と専門家指摘
東京の介護施設で、入所者の女性が別の入所者をコップで殴って顔面の骨を折り、死亡させる事件がありました。
事件があったのは、東京府中市にある介護施設です。捜査関係者によりますと、去年3月10日の未明に、入所していた70代の女性が、別の入所者の田村孝之さん(89)の顔面をマグカップで殴って骨折させるなどして死亡させたということで、警視庁はきょう、この女性を傷害致死の疑いで書類送検しました。
女性は被害者とは別の部屋で生活していましたが、未明に施設内を徘徊したとみられ、認知症や精神疾患の症状があるため刑事責任は問われない見通しです。
介護業界の慢性的な人手不足のなか、専門家は、職員が少ない時間帯でも異変を察知できるセンサーなどの導入が必要だと指摘します。
認知症介護研究 研修東京センター長 山口晴保医師
「身体拘束が許されないなかで、これがきっかけになってセンサー類の導入ですとか、国の補助金なりで小さな施設でも設置が進んでいくと、介護職の方も夜に安心して夜勤ができる」
専門家は、「今後は1人暮らしの高齢者で認知症の人が増える。本人の権利を尊重しつつ対策を急ぐ必要がある」としています。(19日11:45)
#認知症 #事件 #書類送検
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