恒大集団が本社移転「経費節減のため」社名ロゴは撤去
経営危機に陥っている中国の不動産大手、恒大集団が広東省・深セン市にある本社ビルから撤退したと発表しました。社名のロゴも撤去されたということです。
ビル上層部の外壁に掲げられていた「恒大集団」のロゴが一部を除いて撤去されています。恒大は2017年、事業の拡大に伴い深セン市に本社を移転しましたが、先月このビルから撤退したということです。
一部の中国メディアが以前本社があった広州市に移転したとも報じましたが、恒大はホームページで「経費節減のため深セン市内の別の場所に移った」と発表しました。
恒大をめぐっては先月末、海南島で運営するリゾートで建設中の一部の建物が違法建築とされ、地元政府から取り壊しを命じられるなど依然厳しい状況が続いています。(11日00:35)
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