- 【どれ選ぶ?】メニュー数250超えの人気食堂!和食&中華&洋食なんでも出てくるメニューが多い料理店『every.特集』
- 【大雪】“立ち往生”早期解消へ除雪作業などの対応指示 斉藤国交相
- 【最新ニュースライブ】最新ニュースと生活情報(2月28日)――THE LATEST NEWS SUMMARY(日テレNEWS LIVE)
- TBS NEWSのライブストリーム
- 【速報】個人情報保護委員会 デジタル庁に“立入検査”正式に発表…マイナンバー法に基づく行政指導も検討|TBS NEWS DIG
- 【解説】「性急な4州併合はプーチン大統領支持率UP狙い」…一方で「ロシア軍をあなどるな」”動員反発”ばかりの西側メディアに苦言(2022年9月30日)
「電気代」大手も次々“値上げ” 利用者悲鳴…“徹底節電”家庭の対策 “月3000円”も【もっと知りたい!】(2022年11月1日)
11月に入り、寒さが次第に強まるなか、気になるのは「電気代」です。徹底的な節電に取り組む家庭を取材しました。
■岸田総理 「電気代負担軽減策」発表も…
岸田文雄総理大臣:「エネルギー価格全体で総額6兆円。ひと家族あたり、4万5000円の支援を行います。電気代の2割引き下げや、ガソリン価格の抑制などにより、来年にかけて、消費者物価を1.2%以上、引き下げていきます」
先週、物価高対策として、電気代の負担軽減策を発表した岸田総理。来年1月以降、1キロワット時あたり7円が補助され、平均的な家庭では、1カ月の料金が1820円引き下げられます。
しかし、ウクライナ情勢や円安の影響により、電気料金を左右する「燃料費調整額」は、この1年で9円以上、上昇。さらに、東京電力は来月分を2円余り値上げし、11円92銭とすることを発表しています。
■大手電力会社 “値上げ”続々…家庭悲鳴
大手の電力会社も、4社が来年春に値上げする方針であることや、値上げを検討していることを明らかにしています。
北陸電力の会見:「来年4月から、料金を改定することを決定しました。お客様にご負担をお願いせざるをえなくなったことをおわびします」
政府の対策を上回る勢いの電気料金の値上げに、利用者からは、次のような声が上がっています。
60代:「こんなに上がられたら、生活していくのも大変ですよ」
夫40代・妻30代:「去年と使う量は全然変わってないのに、料金が本当に変わってるから、それがびっくりした。どこまで、いっちゃうんだろう。なんか恐ろしいです」
■“新電力”上限撤廃の動き…電気代月1246円↑
値上げの波は、大手以外にも及んでいます。
電力自由化のなかで生まれた、携帯電話会社やガス会社が始めた、いわゆる“新電力”。これまで燃料費調整額に対して“上限”を設けていましたが、今月分を中心に相次いで、上限を撤廃させる動きを見せています。
これにより平均的な家庭では、1カ月の電気代が1246円上がる計算です。
■“徹底節電”家庭の対策…“月3000円”実現
そうしたなか、徹底的に節電に取り組む人を取材しました。
節電に取り組む女性:「例えば、テレビのコンセント…。キッチンの隣に洗濯機、そのコンセントがこれ…」
神戸市内の一軒家で夫と暮らす女性。使わない家電のコンセントをこまめに抜くなどすることで、エアコンを使わない時期の1カ月の電気代は3000円ほどです。
しかし、暖房器具を稼働させるこれからの時期は、ひと月2万円ほどに上がるといいます。
そこで夫婦2人で行っているのが…。
女性:「ここは居間ですが、キッチンを使う時は、居間も一緒に電気を使わないとか。2人なので、同じ所にいるようにはしている」
日中は、日差しが入るキッチンで2人で過ごし…。
女性:「お風呂は夫婦2人なので、一緒に入ることで、お風呂もお湯をためて、電気、ガス、水道代も節約できる。うちは、ガスのお風呂なんですが、お湯を沸かすのに電気も使うようで」
■“節電チャレンジ”でポイント 夕食も一工夫
女性:「きょうとあすは、ポイントが1キロワットあたり1ポイント」
日頃から節電に取り組む女性が最近始めたのが、契約する電気会社の“節電チャレンジ”プログラムです。
指定された時間帯に以前よりも節電できれば、ポイントがもらえる制度で、“節電で稼ぐ”ことができるのです。主に、午後から夜にかけての節電を求められるそうですが…。
女性:「この間、午後3時から午後8時まで(節電を指定されたので)、その時はちょっと電気をつける。でも10~15分くらいに収めて、後は電気を消して暗い中、スマホ見たり」「(Q.夕食を作る時はどうする?)先に仕込んでおいて。もう煮るだけ、焼くだけの形にしておく」
■数百円分稼ぐ人も「電気のありがたさ気付く」
明るい時間帯に必要な家事を済ませておくことなどで、さらなる節電に…。もともと熱心に節電を行っていたため、女性が得られるポイントは一日あたり1円から5円分ほどだといいます。
しかし、中には月に数百円ほどのポイントを獲得する人もいるということです。
女性:「(節電チャレンジを終え電気を)つけた時に、やっとつけられたと思って。解放感はある。ホッとするというか。そんな感じ。電気をつけた瞬間に、電気があってよかったなと思うし。その解放さから、何しようとか色んなこと考える。そういった面で、電気のありがたさに気付く」
(「グッド!モーニング」2022年11月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く