東京・10代以下“過去最多”1175人感染・・・「ワクチン打って大丈夫」の意識も(2022年1月19日)

東京・10代以下“過去最多”1175人感染・・・「ワクチン打って大丈夫」の意識も(2022年1月19日)

東京・10代以下“過去最多”1175人感染・・・「ワクチン打って大丈夫」の意識も(2022年1月19日)

 新型コロナの感染者が3万人を超え、過去最多となるなか、政府は1都12県に「まん延防止等重点措置」を適用する方針を固めました。

■東京5185人感染 飲食店への要請は・・・

 世界文化遺産に登録されている岐阜県の「白川郷」。新型コロナの影響で、2年ぶりの開催となった合掌造りのライトアップは、わずか1回の実施で中止を余儀なくされました。

 その理由は、まん延防止等重点措置の要請です。

 岸田文雄総理大臣:「1都12県の各知事より『まん延防止等重点措置』を適用するよう要請がありました。要請のあった区域で、まん延防止等重点措置適用の諮問を行うとの結論に至りました」

 18日、新たに群馬と香川が要請し、1都3県と新潟、東海3県、九州の3県の合わせて1都12県となりました。

 期間は21日から来月13日までで、19日に専門家の意見を聞いたうえで、正式に決定する方針です。

 飲食店への時短営業の要請など、具体的な制限は、各知事の判断となります。

 18日、東京では、新たに5185人の感染が確認されました。5000人を超えるのは、去年8月21日以来です。

 東京都・小池百合子知事:「(Q.感染者5000人を超えた受け止めと、重点措置内容について、今の検討状況は?)後者の質問は今、調整中です。非常に、感染が増えております。どうぞ、基本を守って頂ければ。ワクチンの接種3回目の予約等々、できる方は着実に行って頂きたい」

 関係者によりますと、都は認証を受けた飲食店が時短営業をする場合、閉店時間を午後8時と9時のどちらかで選べるようにすることを検討しています。

 選んだ閉店時間によって、協力金の額などを変える方向で調整しているということです。

 認証を受けていない店は、営業時間を午後8時までとして、酒類の提供の停止を要請する見通しです。

■大阪5396人感染「経済も回さないと・・・」

 一方、大阪府は18日、新規感染者が東京を上回り、過去最多の5396人となりました。

 和歌山から来た人:「5000人超えたんですか。これは驚きですね。きょう来るのやめたら良かったというくらいの感想」

 大阪在住・60代女性:「5000人超えましたか。でも、経済も回さないと、生活自体もなりゆかないので困った」

 大阪は19日、兵庫、京都と協議し、まん延防止等重点措置の要請について、判断するとしています。

 串カツだるま・橋優作さん:「今現在、お客さんも足並みが遠のいていって、数が減っているのは、ひしひしと感じる状況なので。この数がお客様の耳に入ってきた時に、今よりも、さらにひどい状況になるのかなという不安な気持ちにもなりましたね」

■東京・10代以下“過去最多”1175人感染

 感染急拡大を受け、飲食店への時短要請などのほかに求められるのが、第6波の特徴である、子どもの感染急増への対策です。

 東京都では、感染の拡大と共に、若年層の感染も増えていて、10歳未満や10代の感染は過去最多となりました。

 18日に確認された東京の10代以下の感染者数は1175人に上り、すでに第5波のピークを400人近く上回っています。

 それでも、18日の渋谷の街には、多くの若者の姿がありました。

 男子高校生:「実感ないし、周りもかかった人いないし。あまり(怖さを)感じていない。ワクチン打ったからというのもあるよね。ちょっと余裕かなと」

 女子高校生:「どんな感じが、分かんないけど怖い。でも、注射やってるから、あまりひどくならない。皆外出してるから、自分たちもしちゃおうみたいな」

 「ワクチンを打っているから大丈夫」との意識も、あるようです。

(「グッド!モーニング」2022年1月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事