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値上げラッシュで「悪い物価上昇」・・・“政府の動き”重要と指摘(2022年1月19日)
日本銀行が、物価の見通しをプラス1.1%に引き上げました。原材料の価格が軒並み値上がりするなか、専門家からは「悪い物価上昇」を懸念する声が上がっています。
■値上げの嵐・・・価格据え置きも利益減
「パティスリー ル・ネグレスコ」・清家達也オーナーシェフ:「去年の夏くらいから、どんどん色んな業者さんから値上げ、値上げ、値上げっていうような」
飲食店は今、物価上昇への対応に苦慮しています。
清家達也オーナーシェフ:「ナッツ全般、チョコレート全般、海外のバターだったり、海外のフルーツのピューレだったりとか。(ケーキに使う)7割、8割くらいの材料が10円から20円上がっている」
このケーキ店では、材料費の高騰に悩みつつも、今のところは価格を据え置きにしています。
しかし、例えば、このショートケーキ。イチゴに砂糖、小麦粉にバターと、ほとんどの材料が値上げ対象のため、価格を据え置いたことで、利益が減っているのです。
清家達也オーナーシェフ:「月に700個くらい(売れる)。ショートケーキだけで、4から5万円(利益が減っている)。ほぼ毎月、何かしら値上がりっていうお知らせが来るので。逆に聞き慣れちゃったというか。(でも)このままずっと値上がりが続いてしまうと、正直しんどい部分も出てきます」
■日本経済は「悪い物価上昇」
そして、街でも、物価高を実感する声が上がりました。
「“電気代”とか、“ガス代”とかが上がってる感じがあります。(1カ月)1000から2000円くらい」「好きなイチゴ。気軽にいつも買えてたのが、ちょっと『えいやー』と思わないと買えない。自分の給料も一緒に上がれば、問題ないんですけど」
様々なモノの値段が上がる一方、増えない賃金。こうした物価の上昇を、経済アナリストは、こんな言葉で表現します。
第一生命経済研究所・永濱利廣首席エコノミスト:「今回の物価上昇というのは、輸入品の値段が上がって、我々の生活が苦しくなるという意味では、“悪い物価上昇”です」
私たちの生活に“悪い物価上昇”が圧し掛かります。
■日銀「金融緩和を続ける」
物価上昇の波は、日本だけではなくアメリカでもみられ、中央銀行にあたるFRBは、物価上昇を抑えるため、年内に4回、金利を上げる政策を取ると見られています。
日本でも、同様の金融引き締め策に転換するかどうか、18日に日銀の会見が注目されていました。
日本銀行・黒田東彦総裁:「(Q.日本も“利上げ”を行うのか?)利上げの議論は、全くしておりません。金融政策を変更するということは、全く考えておりませんし、そうした議論もしておりません」
語気を強め、利上げを完全否定した黒田総裁。目標の2%物価上昇には届いていないため、金融緩和政策を維持するとしています。
専門家は、賃金が上がらないなかでの「悪い物価上昇」では、政府の動きが重要だと指摘します。
永濱利廣首席エコノミスト:「金融政策ではなくて、財政政策の方が必要。政府がお金を使って、景気を引っ張り上げないと、“良い物価上昇”にはならない」
(「グッド!モーニング」2022年1月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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