持病を持った男性入居させず　住宅扶助費を不正受給　有料老人ホームの元施設長を再逮捕

持病を持った男性入居させず　住宅扶助費を不正受給　有料老人ホームの元施設長を再逮捕｜TBS NEWS DIG

埼玉県の有料老人ホームの元施設長が高齢男性の生活保護費およそ4万8000円をだまし取ったとして、再逮捕されました。

再逮捕されたのは、有料老人ホームの元施設長・佐藤篤容疑者（61）で、今年4月、当時65歳の男性が入居していると装い、市から生活保護の住宅扶助費およそ4万8000円をだまし取った疑いがもたれています。

警察によりますと、男性は心臓病があり介護が必要で、病院から相談を受けた佐藤容疑者が引き取りましたが、ホームに入居させず、宿泊施設を転々とさせていたということです。

男性は今年5月に病院で死亡しました。

調べに対し佐藤容疑者は、「金をだまし取るために引き取ったわけではない」と容疑を否認しています。

佐藤容疑者は今月、別の81歳の女性の住宅扶助費およそ29万円をだまし取ったとして逮捕されていました。

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