安倍元総理ら 「佐渡金山」世界文化遺産への推薦求める(2022年1月18日)
佐渡の金山のユネスコ世界文化遺産への推薦について、政府が「総合判断」と慎重な姿勢を示しているのに対して安倍元総理大臣など自民党の保守派が注文をつけました。
自民・保守団結の会・高鳥代表世話人:「何をどう総合的に検討して、どう判断したのか、その中身をぜひ明らかにして頂かないと新潟県民の理解も、国民の理解もわたくしは得られないと」
新潟県と佐渡市がユネスコの世界文化遺産への登録を目指している「佐渡島の金山」は、伝統的な手作業による金の生産システムを発展させたとして文化庁から推薦候補として答申されています。
ただ、戦時中に朝鮮半島出身の労働者が過酷な労働をさせられていたとして韓国側は反発を強めています。
これに対し、安倍元総理ら自民党保守派のグループは「歴史的な事実を明らかにして国内外で発信すべきだ」などと政府への決議をまとめ、来月1日の期限までに推薦するよう求めました。
ただ、林外務大臣は「政府内で総合的な検討を行っている」と述べるにとどめるなど慎重な姿勢を崩していません。
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