ロシアで拘束されたバスケ選手控訴棄却 米「不当な拘束」(2022年10月26日)
ロシアで違法薬物を所持していたとして有罪判決を受けたアメリカの女子プロバスケットボール選手の控訴が棄却され、国務省は「不当な拘束だ」と批判しています。
女子プロバスケのブリトニー・グライナー選手はロシア入国時に大麻オイルを所持していたとして一審で懲役8年の有罪判決が言い渡され、「量刑が不当だ」と控訴していました。
タス通信によりますと、25日に開かれた控訴審でモスクワ州の裁判所は一審判決を支持し、弁護側の控訴を棄却しました。
身柄の早期解放を求めるアメリカ政府は「不当な拘束だ」と反発しています。
国務省・プライス報道官:「グライナー選手に関する我々のメッセージは明確だ。彼女は解放されるべきだ。不当に拘束されたのだ」
バイデン政権は、ロシアで拘束されているグライナー選手ら2人の身柄と引き換えにアメリカで服役中のロシアの武器商人の釈放をロシア側に提案しているとみられます。
ただ、交渉は難航している模様で、国務省はロシアに対し「誠意を持って提案に関与すべきだ」と求めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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