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46年逃亡“渋谷暴動事件”「殺せ殺せ」とあおる?…中核派の男が無罪主張(2022年10月25日)
51年前、東京・渋谷区で当時21歳だった男性巡査が犠牲になった「渋谷暴動事件」。46年間の逃亡生活を経て逮捕された中核派の大坂正明被告は、今月25日の初公判で「無実であり無罪です」と主張しました。
事件が起こった時、被告は22歳。そして51年の歳月が経ち、73歳となって法廷に立ったのです。
1971年11月、沖縄返還協定を巡り、都内各地で中核派の活動家などが警察と衝突。渋谷では機動隊員が襲撃されました。
中核派の活動家・大坂正明被告は、この暴動事件の主犯格とされ、当時21歳の中村恒雄巡査を鉄パイプなどで殴打したうえで火炎瓶を投げ付け、炎上させて殺害した罪などに問われています。
そして今月25日、東京地裁初公判が行われました。
裁判では冒頭、裁判長から傍聴席に向かって“異例”の注意がされました。
裁判長:「大きな声を出したり、拍手したり、立ち上がったりしないで下さい」
そんななか、地裁の外では大坂被告の支援者などが大坂被告の無実を訴えたのです。
大坂被告の支援者:「大坂正明さんの裁判闘争に勝利するぞ!」
そして裁判所内では、起訴内容について大坂被告が意見陳述を行いました。
大坂正明被告:「すべての容疑について、その事実はありません。したがって、無実であり無罪です」
起訴内容を全面的に否認したのです。そして、こう続けました。
大坂正明被告:「私は、この公判を反戦・反核・反改憲を訴える場として闘います」
この意見陳述が終わった後、傍聴席からは小さい声で「ヨシ、ヨシ」との声が。さらに昼の休廷の際には傍聴席から高齢の男女が「大坂さん頑張れー」と声援を送ったり、拍手が起こったりしました。
一方、検察側は、中村巡査を取り囲み『殺せ、殺せ』などと言って頭部や肩などを多数回、殴った」「火炎瓶を投げ、発火、炎上させた」などと指摘しました。
新潟県警から派遣されていて亡くなった中村巡査。警察学校で同期だった人は事件から半世紀以上を経て、ようやく始まった初公判について、こう語ります。
中村巡査と警察学校で同期・中野隆さん:「なんで正直に素直に認めないのか、認めたうえで償いをしようという気持ちになってくれないのか、それがすごく残念で憤りを感じる」
被告側と検察の主張が真っ向から対立する構図となった裁判。26日、証人尋問が開かれます。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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