【女子中学生“自殺ほう助”の疑い】複数アカウント使い分け　事件翌日？ツイートで「暇だな」

【女子中学生“自殺ほう助”の疑い】複数アカウント使い分け　事件翌日？ツイートで「暇だな」

SNSで知り合った女子中学生の自殺を手助けしたとして逮捕された野崎祐也容疑者（28）。事件前、複数のアカウントを使い分けていたことがわかりました。「news zero」は、今も残るアカウントの1つを特定。事件の翌日、投稿されていたのは…。

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神奈川県相模原市の山間部で、女子中学生の自殺を手助けした疑いで17日、野崎祐也容疑者（28）が逮捕されました。

小学校の卒業アルバムの写真では、野崎容疑者は満面の笑みを見せていました。同級生によると、中学時代は柔道部に所属し、クラスメートとも仲良くしていたといいます。

野崎容疑者は、「女の子の『死にたい』という言葉に乗じて、積極的に死に場所を探した」などの趣旨の供述をしており、SNSで“自殺をほのめかす投稿”をしていたという女子中学生に、自ら接触したといいます。

18日、女子中学生との接点とされる“SNS”をめぐり、新たな情報がわかりました。

捜査関係者への取材で、野崎容疑者は、複数のSNSアカウントを使い分けていて、そのうちいくつかを“凍結”されていたことが明らかになりました。女子中学生に接触したアカウントも、既に消えていることがわかりました。

こうした中で、「news zero」は、今も残っているアカウントの1つを特定しました。オンラインゲームに関する投稿が多く、中には親指が震えるほど熱中したのか、指の震えを映した動画とともに「今日は特に震える日」と投稿されたものもありました。

連日続いていた投稿は、先月19日で一旦止まっていました。

野崎容疑者と女子中学生は、先月20日ごろから行動を共にしていたといい、19日の書き込み以降、一緒にいたとされる4日間に投稿はありませんでした。女子中学生の自殺を手助けしたとみられるのは、23日ごろです。その翌日の24日以降には、「暇だな 寝よう」「シャワー浴びて買い物行ったらゲームやろっと」などと投稿が再開されていました。

事件後も、逮捕されるまで普段通り生活しているような投稿が続いていました。

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野崎容疑者はどのような人物なのか、「news zero」は18日夜、“家にも遊びに行く仲だった”という中学からの同級生を取材しました。

野崎容疑者の中学時代の同級生
「優しい感じだったけど…。やんちゃしたいけど、グループには入れないような。どっちかというとナルシスト、かっこつけ」

「年下の女の子が好きだったのと、（高校時代）当時つきあっていた彼女にも執着があったりとか、常に束縛とか、『どこで何してるの？』とか、“嫌だな”っていうふうに当時の彼女から聞いたことがある」

今年3月までやりとりをしていたという別の同級生も、「昔の野崎容疑者を見てたら事件は絶対起こさないなと思うけど、最近の野崎容疑者見てたら、何かあってもおかしくはないな」と話しました。

野崎容疑者の小学校の卒業アルバムには、「将来の自分」という作文が書かれていました。

小学校のアルバム「将来の自分」
「僕は将来、芸能人になりたいなぁと思っています。なぜなら、売れたらお金がかなり入るからです」

今年3月までやりとりしていた同級生によると、最近は「『彼女ほしい』とか、少し女の子に執着しているような感じがあった」といいます。

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そして今回、野崎容疑者は自殺願望のある女子中学生に自ら接触し、自殺を手助けしたとみられています。

警察は、野崎容疑者が女子中学生に自殺する場所を提示して、その後、車で山間部の橋に連れて行ったとみて捜査しています。

【相談窓口】
「よりそいホットライン」0120-279-338（※24時間対応）
(2022年10月18日放送「news zero」より）

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