「報酬50万円で…」夫の殺害“殺し屋に依頼”の女 法廷で語った言葉とは(2022年10月18日)
「報酬50万円で夫を殺してほしい」。SNSで夫の殺害を依頼したとされる45歳の女。初の法廷で語られた言葉とは…。
瀧田深雪被告。SNSで夫の殺害を依頼したとして殺人未遂罪の罪に問われています。
検察側冒頭陳述によれば、実行役を探すために「裏業者」などのキーワードでネットを検索。いわゆる殺し屋として紹介されたのが小西昴太受刑者でした。そしてもう一人の実行役、酒井亮太被告。
瀧田被告は、実行役に夫の写真などを送ったうえで、こう依頼したとされています。
瀧田被告から小西被告:「週末が良い。ゆっくり寝ているので都合が良い」
報酬は50万円。殺し屋を雇ったとされる妻。具体的な指示の内容が明らかに。
瀧田被告から小西被告(去年8月6日):「今夜旦那が疲れているのでできるかも」
去年8月6日、瀧田被告は小西受刑者にそう連絡。夫の殺害計画が実行に移されました。今月18日の初公判で検察側が述べた内容です。果たして動機は何だったのか。
検察側冒頭陳述によれば、きっかけは借金です。
瀧田被告は夫に内緒で1000万円以上の借金をしていました。
検察:「被告人は夫の前妻や前妻との間の息子名義でも無断で借金をしていました。令和2年4月、夫は初めて借金を知って当然激怒しました。夫は自己破産してマイホームを売りました。そして被告人(瀧田被告)に厳しい金銭管理をするようになりました」
そうした夫の厳しい態度を逆恨みし、ネットで復讐(ふくしゅう)代行を探したといいます。
瀧田被告は犯行当日、小西受刑者に殺害可能な時刻を連絡、そのうえで玄関の鍵を開けました。
その玄関から土足で侵入した小西受刑者と酒井被告は、それぞれ手おのとナイフを持っていました。
瀧田被告は夫の居場所を指差し、犯行を促したとされています。夫は襲われた際に目を覚まし抵抗、全治1カ月の重傷を負いました。
18日東京地裁で開かれた初公判で、瀧田被告は…。
瀧田被告:「主人の殺人依頼などしていません」
と、起訴内容を否認しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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