昭恵夫人「豊かな67年の人生であったと…」 山口・下関市で安倍元総理の県民葬(2022年10月15日)
銃撃されて亡くなった安倍晋三元総理大臣の地元・山口県下関市で県民葬が営まれました。抗議デモに備えて会場周辺ではバリケードを設置するなど、厳戒態勢での式典になりました。
喪主・安倍昭恵夫人:「7月8日にあのような形で命を絶ちまして、きょうでちょうど百か日を迎えました」
安倍晋三元総理大臣の県民葬が下関市で営まれました。
メイン会場の参列者は約2000人。安倍派の前会長・細田衆議院議長や松野官房長官ら現職と元職合わせて約100人の国会議員関係者などが参列。岸田総理大臣は出席しませんでした。
追悼の辞、葬儀委員長・村岡嗣政山口県知事:「何より悔しく悲しく…痛惜の念に堪えません」
山口県内では県庁などで半旗が掲げられたほか、メイン会場以外に7カ所、献花会場が設けられました。
献花に訪れた人:「もうちょっとね。長生きしてほしかったですけどね」
その一方で、県民葬に反対する市民団体は県内8カ所で抗議デモを行いました。メイン会場周辺では、警備強化の一環で交通規制が敷かれました。
遺骨が置かれた祭壇は安倍元総理が愛した山口県の美しい自然をイメージしてデザインしたということです。
喪主・安倍昭恵夫人:「だんだんと私も実感が湧いてきて『あぁ、本当にいなくなってしまったんだな』と、寂しさが増してきているような日々でございます。主人は山口県が本当に大好きで、この下関、長門が大好きでした。今回、遺骨という形で帰ってきたのは本当に残念でなりませんけれども」
山口県ではこれまでに、安倍元総理の大叔父・佐藤栄作元総理、祖父の岸信介元総理、父・安倍晋太郎元外務大臣などの県民葬が執り行われています。
喪主・安倍昭恵夫人:「豊かな67年の人生であったと私は思っています。本当にこれが最後なのかなぁと思って、私はこの県民葬が終わると気が抜けてしまうのではないかなと思いますけれども」
一つの節目を迎えたと話しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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