「さよなら蒸気機関車(後編)」元祖〝撮り鉄〟集結のなかD51形の疾走【東京ヘリ撮50年】オマケ特典1970年【映像記録 news archive】
東京と神奈川を結ぶ東海道線の多摩川鉄橋
「六郷川橋梁」です。
1970年、昭和45年10月です。
川崎側の橋詰めに寄っていくと、すごい人だかりです。
工事中の部分にも。
みんな「最後の蒸気機関車」を待っています。
京浜東北線北行き。
翌年架け替えられる新しい鉄橋の工事が進んでいます。
デゴイチです。
D51形蒸気機関車が6両の客車を引っ張ります。
建設中の橋桁や橋脚にも人、人。
京浜東北線も「見物徐行」します。
10月の10、11、18日の3日間行われた、
「さよなら蒸気機関車」の一コマです。
実際には2年後の「鉄道100年」でもSLが走りましたが、それはそれ。
煙が流れます。
満員のお客さんを乗せ、快調に走っているようです。
すれ違う横須賀線も最徐行。
デゴイチのフロントデッキに人がいます。よく見ると2人。
見物の鉄道マニア、今でいう「撮り鉄」たちに下がるよう促しているんですね。
まさに露払い。
資材やレールが置かれている上にも立っているんですから、危険です。
もちろん弁えている人もいるのですが。
京浜東北線に抜かれます。
満員のお客さんたち、窓を開けていて、
もうもうたる煙は気にならないのでしょうか。
いや、それも楽しんでいるんですね。
川崎の街中に入ってきても人、人、人。
あー、また線路内に入っている人たちがいます。
川崎駅の構内に入ってきました。
駅のホームにも。
隣のホームにも。
そして走り出します。人が。
ホームの反対側の端、先頭部分にも。
そして川崎駅を通過します。
目指すは横浜港駅。
通過しても、人、人、人。
この辺りでは煙少なめで、上からもよく見えます。
川崎駅に停まって遅れた京浜東北線がまた迫ってきます。
追いつかれました。
そのシーンを撮る人も。並んだ瞬間は撮れたんでしょうか。
完全に抜き去られました。
踏切にも人だかり。
どこに行っても人だらけ。
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特別付録。
車内からの画です。
10月10日の撮影です。
最徐行するデゴイチ。
乗客も身を乗り出します。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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