尹大統領「南北の軍事合意違反だ」北朝鮮が軍事境界線に軍用機 砲撃も 韓国軍発表｜TBS NEWS DIG
韓国軍の合同参謀本部は北朝鮮が弾道ミサイルに加え、軍事境界線の付近の飛行禁止区域に軍用機を接近させたほか、海上で多数の砲撃も行ったと発表しました。
韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は短距離弾道ミサイルの発射に先立ち、きのうの夜からきょう未明にかけ、軍用機10機あまりを南下させ、軍事境界線付近の飛行禁止区域の近くに接近させました。これを受け、韓国軍は戦闘機を緊急発進させたということです。
また、北朝鮮はきょう未明の弾道ミサイルの発射の前後に、西部・黄海道から130発余り、東部・江原道から40発余りの砲撃を海上に向けて行いました。
砲弾は、海上での南北の境界線にあたるNLL＝北方限界線付近の緩衝区域内に落下したということで、尹錫悦大統領はさきほど「南北の軍事合意違反だ」と批判しています。
こうした中、韓国政府は核・ミサイル開発や国連安保理の制裁回避に関与したとして、15人・16の機関を独自制裁の対象に加えると発表。およそ5年ぶりの独自制裁となります。
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