通常国会を召集 岸田総理が施政方針演説へ(2022年1月17日)
新型コロナ対策などが大きなテーマとなる通常国会が17日に召集されました。午後には岸田総理大臣が施政方針演説を行います。
(政治部・原慎太郎記者報告)
岸田総理は、新型コロナ対応を政権の最重要課題として掲げ、感染者の抑え込みに全力を挙げる考えを強調します。
政府与党は、夏の参議院選挙を見据え、対決法案は提出せず、6月15日まで150日間の会期も延長しない方針で守りに徹する構えです。
そのうえで、コロナ対策の裏付けとなる2022年度予算案、そして岸田政権の目玉政策である「経済安全保障推進法案」や「こども家庭庁」の設置法案などを速やかに成立させて、成果を強調したい考えです。
これに対し、野党側は在日アメリカ軍基地での感染拡大や3回目のワクチン接種の遅れなど、政府の新型コロナ対策を追及する構えです。
ただ、先の衆議院選挙で維新の会が躍進したこともあって、野党内の足並みは必ずしもそろっていません。
この国会の行方が、参議院選挙の結果に直結することから、与野党ともに正念場となります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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