「限界超え」の熱波で居住不能の地域も 国連が警鐘(2022年10月10日)

「限界超え」の熱波で居住不能の地域も 国連が警鐘(2022年10月10日)

「限界超え」の熱波で居住不能の地域も 国連が警鐘(2022年10月10日)

 国連は今後、数十年で人や社会の限界を超える熱波によって南アジアなどの地域で人が住めなくなる恐れがあると明らかにしました。

 国際的な人道支援の調整を行う国連人道問題調整事務所などは10日、熱波に関するレポートを発表しました。

 2010年から19年までの間に世界で38の熱波が発生し、7万人以上が亡くなったということです。

 温暖化で極度の熱波が発生する頻度は増し、さらに危険なレベルになるとしています。

 このままでは今後、数十年でサハラ砂漠周辺のサヘル地域や南アジアや南西アジアで人間が生きられる限界や社会が対応できる限界を超える熱波が生じる恐れがあると指摘しました。

 気候変動対策のほか、熱波に対する早期警戒システムなど地域社会への支援強化を訴えています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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