イラン国営テレビにハッカー攻撃 スカーフ着け方めぐり女性死亡で広がる混乱(2022年10月10日)
8日夜に放送されたイラン国営テレビのニュース番組。
何者かのハッキングによって突然、画面が切り替わり、白い仮面が登場した後に「私たちの若者の血があなたの爪から滴り落ちている」。
イランの最高指導者・ハメネイ師に銃の照準が合わせられる映像とともに、スカーフの被り方を巡って死亡した女性ら4人の写真も…。
ハッキングは15秒弱続きました。
イランでは先月、頭髪を覆うスカーフのヒジャブを適切に着用していなかったとして、マフサ・アミニさん(22)が風紀警察に拘束され、その3日後に急死しました。
これをきっかけに始まった抗議デモ。
首都テヘランの大学では、女子学生たちがライシ大統領に向けて「失せろ」などと繰り返し叫んでいます。
人権団体によりますと、抗議デモの関連でこれまでに185人が死亡。
収束の見込みは立っていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く