徳島県で漁船６隻が転覆や沈没などの被害…人的被害なし 津波注意報は「解除」（2022年1月16日）
和歌山県や徳島県に出されていた津波注意報は１月１６日午後２時に解除されました。気象庁は、今後１日程度は海の中での作業などに十分気を付ける必要があるとしています。
１６日、徳島県によりますと、海陽町の宍喰漁港やその周辺で漁船計６隻が転覆や沈没するなどの被害に遭ったということです。トンガ沖の火山噴火による潮位の変化の影響とみられます。いずれも人は乗っておらず、人的被害はないということです。
一方、和歌山県内では１６日午前０時３１分に御坊市祓井戸で９０ｃｍ、１６日午前１時２３分に串本町袋港で９０ｃｍの津波を観測しました。
（和歌山県民）
「（津波注意報が出て）飛び起きたよ。すぐに外に出られるよう着替えた。家の裏が堤防なので」
これまでに近畿と徳島で津波による人的被害はないということです。
津波注意報は１６日午後２時に解除されましたが、気象庁は海面の変動はすぐには収まらないとして、今後１日程度は海の中での作業や釣りなどに十分気を付ける必要があるとしています。
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