【速報】パラグアイ大統領選 台湾と関係維持表明の候補当確 南米唯一の国交は維持へ(2023年5月1日)

【速報】パラグアイ大統領選 台湾と関係維持表明の候補当確 南米唯一の国交は維持へ(2023年5月1日)

【速報】パラグアイ大統領選 台湾と関係維持表明の候補当確 南米唯一の国交は維持へ(2023年5月1日)

 南米で唯一、台湾と国交を結ぶパラグアイの大統領選挙で台湾との関係維持を表明する候補が当選確実となりました。

 パラグアイの大統領選挙は4月30日に行われ、地元メディアによりますと、台湾との国交維持を主張する与党のサンティアゴ・ペニャ候補(44)が当選確実となりました。

 事前の世論調査では台湾と断交して中国と国交を結び、大豆や牛肉の輸出拡大を訴える野党候補とペニャ候補の支持率が拮抗していました。

 パラグアイは南米で唯一、台湾と国交がありますが、3月には中米ホンジュラスが中国と国交樹立するなどアメリカの裏庭と呼ばれる中南米では台湾との断交が相次ぎ、ブリンケン国務長官が現地パラグアイ入りする異例の展開となりました。

 中国による切り崩しは今後も強まり、グローバルサウスを巡る米中の覇権争いが過熱しそうです。
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