災害の影響を受けやすい子どもの「心の復興」 地域での関わりが重要
私たちの日常を一瞬にして奪う災害。大人に比べ影響を受けやすい災害後の子どもたちの「心の復興」について考えるシンポジウムが開かれました。
サッカー元日本代表・NPOユアアクション 巻誠一郎さん
「災害が起こった時って、本当に1日、2日、1週間、1、2か月で元に戻るわけではない。1年、3年、5年、10年、20年という長い年月で復興していく。心も含めて」
15日、都内で開かれた「災害の人権に関するシンポジウム」では、大人と比べ、災害の状況を客観的に把握するのが困難な子どもたちの「心の復興」にどのように取り組むべきなのか、専門家らが話し合いました。
避難所などで子どもたちのケアにあたった医師は、災害後大人は復興の対応にあたり、子どもはしがみつく対象がいなくなってしまうなどとと指摘、地域全体で子どもを支え長期的に心の回復を考えることが重要と強調しました。また、自ら心の症状を説明できる大人と比べその能力が備わっていない小さな子どもたちの心の状態を理解するためには、遊びの中でわずかに発するメッセージを解釈することが必要とも話しました。
シンポジウムはユーチューブでもライブ配信され、熊本地震をきっかけにサッカーを通じ復興・支援活動にとり組むサッカー元日本代表の巻誠一郎さんは、「災害後の子どもたちとは心からの言葉でコミュニケーションを取らないと伝わらない」「支援活動は、継続的に関わっていくことが重要」などと話しました。(15日20:54)
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