ザポリージャ原発で地雷爆発し送電線が損傷 IAEA「深刻な懸念」(2022年10月1日)

ザポリージャ原発で地雷爆発し送電線が損傷 IAEA「深刻な懸念」(2022年10月1日)

ザポリージャ原発で地雷爆発し送電線が損傷 IAEA「深刻な懸念」(2022年10月1日)

 ロシア軍が占拠するウクライナ南部ザポリージャ原発について、IAEA=国際原子力機関は、地雷の爆発が相次いでいると指摘し、深刻な懸念を示しました。

 IAEAのグロッシ事務局長は30日、ザポリージャ原発周辺で29日に地雷が爆発し、送電線が損傷したと明らかにしました。

 爆発はこの1週間で6回目で、動物が地雷を踏んだことが原因だとみられています。

 原発の運転に影響は出ていないということです。

 グロッシ事務局長はこれまでの砲撃に加え、地雷についても原発の安全性を脅かす恐れがあると指摘し、「深刻な懸念をさらに強めている」と述べ、強い危機感を示しました。

 こうしたなか、ウクライナ国営の原子力企業「エネルゴアトム」は1日、ザポリージャ原発の所長がロシア軍によって拘束されたと明らかにしました。

 詳しい状況は分かっていません。

 ウクライナ側は、原発の運転に影響が出る恐れもあるとして、即時解放を求めています。
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