福岡 園児“置き去り死”「想像欠けていた」起訴内容認めるも…遺族は“不信感”(2022年9月27日)

福岡 園児“置き去り死”「想像欠けていた」起訴内容認めるも…遺族は“不信感”(2022年9月27日)

福岡 園児“置き去り死”「想像欠けていた」起訴内容認めるも…遺族は“不信感”(2022年9月27日)

 起訴状などによりますと、福岡県中間市の双葉保育園で、園長を務めていた浦上陽子被告(45)と保育士の鳥羽詞子被告(59)は去年7月、保育園の送迎バス内に倉掛冬生ちゃん(当時5)を8時間以上置き去りにし、熱中症で死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。

 26日の初公判で、2人は起訴内容を認めました。

 浦上被告:「自分がちゃんと確認していたら、園児を守ることができていた。想像が欠けていた」

 一方、裁判後の会見で、遺族は不信感をにじませました。

 冬生ちゃんの祖父:「2人とも、まず、あいさつも何も、娘(冬生ちゃんの母親)に対してもないし。目が合うということは、一回もなかった。それで、何を考えているのかなと。一言、頭下げてもいいんじゃないか」

 裁判は、来月13日に結審する見通しです。

(「グッド!モーニング」2022年9月27日放送分より)
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