低価格競争からジリジリ微増微減… 価格推移で見る マクドナルドの歴史(2022年9月26日)

低価格競争からジリジリ微増微減… 価格推移で見る マクドナルドの歴史(2022年9月26日)

低価格競争からジリジリ微増微減… 価格推移で見る マクドナルドの歴史(2022年9月26日)

 日本マクドナルドがおよそ6割の品目で店頭価格の値上げを発表しました。かつて100円を切っていたハンバーガーは130円から150円に。ビッグマックは390円から410円に引き上げられます。

 1971年は、ハンバーガー1個が80円。あんぱんが25円で買えた時代です。決して安い食べ物ではありませんでした。バブル期には、1個210円。これが今のところの最高値です。

 低価格競争に突入したのは1995年。2000年には、平日半額セールで65円に。

 日本マクドナルド・藤田田社長(当時):「あと10年は景気良くならずデフレ経済に、どうしても低価格にせざるを得ない。本当は45円ぐらいで売りたい」

 2002年には59円。しかし…。

 次第に、価格競争の限界が見え始めます。この年、一部商品を値上げ。

 客:「えっ?マジっすか?じゃあ、いっぱい食べられないじゃないですか!」「一回下げられたものがもう一回上げられると抵抗感じる」

 目玉のハンバーガー59円は据え置いたものの、半年後には、ハンバーガーも59円から80円に値上げ。その後は、ジリジリと微増微減を繰り返し、今年3月、130円に値上げしたばかり。今月30日からはさらに値上げし、150円になります。

 ビッグマックは、390円が410円に。マックフライポテトのSサイズが150円から160円になります。

 値上げの理由は、原材料価格の高騰や人件費、物流費の上昇などに加えて、急激な円安の影響だといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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