長万部町“水柱”噴出止まる「本当に静か」住民安堵(2022年9月26日)

長万部町“水柱”噴出止まる「本当に静か」住民安堵(2022年9月26日)

長万部町“水柱”噴出止まる「本当に静か」住民安堵(2022年9月26日)

 北海道の長万部町で先月から噴き出し続けている水柱が26日朝、止まっているのが確認されました。

 (坂詰怜記者報告)
 後ろに見えるブルーシートの奥で水柱は噴き出していましたが、現在はその勢いは全く止まっています。

 飯生神社の宮司によりますと、25日午後10時ごろに寝たときにはまだ水柱の音がしていたが、26日午前5時に起きたときには水は完全に止まっていたということです。

 こちらの神社では、先月8日から温泉の成分を含む水柱が噴き出していて、高さ30メートル程まで噴き出していました。特急列車が通過する時のような轟音(ごうおん)で住民は悩まされていました。

 近所に住む人:「本当に静かでね。こんなに静かだったんだねって」「これからは一安心して寝られる」

 名古屋からの観光客:「半分残念。半分良かった」

 町の担当者によりますと、地下のガスの圧力が弱まったことで水柱は止まったのではないかということです。しかし、現在も微量のガスは出続けています。

 26日から予定されていた防音対策工事は、まだ水柱が噴き出す可能性もあるため午前9時ごろから予定通り始まっています。
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