“オミ株対応ワクチン”兵庫で接種開始「即申し込んだ」の声も 予約枠には余裕あり（2022年9月23日）
新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新ワクチン。関西でも接種が始まりました。
９月２３日に兵庫県でオミクロン株に対応したワクチンの接種が始まったのは、宝塚市と姫路市に設置された県の大規模接種会場です。対象は、県内に住むまだ４回目接種をしていない６０歳以上の高齢者や基礎疾患のある人などです。
接種を受けに来た人に話を聞きました。
（６０代）
「本当は（４回目接種の）予定はもっと前だったんですけれども、４回目を先に打ってしまうとオミクロン対応の接種が先になるのでと言われたので、きょうから（接種）可能と聞いて即申し込みました」
（基礎疾患のある５０代）
「まだコロナがすぐに終息というわけではないので、より効果がありそうなワクチンを受けられたので少し安心しています」
宝塚会場・姫路会場では、１日１６５人までの接種が可能です。ただ、宝塚会場の９月２３日午前０時時点の予約は４８人と３割ほど。２４日以降もまだ予約枠に余裕があるといい、視察に訪れた斎藤元彦知事は県民に対して積極的な接種を呼びかけました。
（兵庫県 斎藤元彦知事）
「選択肢が増えることはいい面もありますので、県民の皆さんが選択しやすいような発信をしていきたいと思っています。できるだけ４回目のワクチン接種にご協力いただきたい」
今後、兵庫県では市や町の会場でも順次接種が始まる予定で、１０月１１日からは、対象が前回の接種から５か月以上経過した１８歳以上の人に拡大されます。
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