【世界で異変】竜巻?4つ同時発生 クジラ230頭打ち上げ 記録的干ばつで川底からは…(2022年9月22日)
中国の内陸部では、今月に入ってから一度も雨が降っていない地域があります。記録的な干ばつが続くなか、川の底から謎の物体が見つかって話題となっています。
「奇妙な光景」は16日、スペインで見られました。
地中海と雲を結ぶ白い線。
男性:「竜巻だ!」
竜巻か、はたまた「漏斗雲」かは不明ですが、4本が同時に発生しています。
近くのリゾート地のマジョルカ島はこの時、嵐に見舞われて洪水が発生していたといいます。
奇妙な光景。オーストラリアのタスマニアでは21日、海岸に約230頭のゴンドウクジラが打ち上げられました。
海洋科学者、バネッサ・ピロッタ氏:「タスマニアでの座礁は、今週2度目です。前回は14頭のマッコウクジラでした。一体、何が起きているのか…」
イギリスのスカイニュースは、科学者のこんな分析を紹介しています。
海洋科学者のオラフ・マイネッケ氏は「温暖化によって海流が変化し、クジラの餌(えさ)場が変わった可能性がある」としています。「別の食料源を探し、より大きな危険を冒して岸に近付くのかもしれない」といいます。
アメリカ南西部のニューメキシコ州も気候変動の被害者です。生物学者がバケツから取り出したのは「マス」。川に戻されました。
このマスは元々、別の川に生息していましたが、山火事が発生したため保護され、移されました。
州・狩猟漁業局の生物学者:「この魚は回復力が強いものの、山火事や外来種は脅威です。できるだけ個体数を維持できるよう、積極的に管理しています」
世界的暑さは一段落したかに見えますが、実はアジアでも続いています。
重慶では19日、山火事が発生。
江西省などの中心都市は9月に入り、一度も雨が降っていません。
このため長江の川底からは、ある物体が出現。
整然と並び、古代の遺跡かと思いきや。近付いて見ると「波消しブロック」のような物体でした。
見物客:「子どものころから遊んでいたブロックのゲームみたい。四角いのや長いのもあります」
めったに見られないためか、多くの人がブロックを渡って水辺に向かっています。
専門家によれば、干ばつは「梅雨が短かったこと」や「台風が内陸部まで来なかったこと」などが原因とみられます。
このため内陸部の湖南省では、直径が5メートルもある巨大な井戸も掘られています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2022
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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