北朝鮮が“弾道ミサイル”2発発射 今年3回目 専門家が語る「狙い」とは?(2022年1月14日)
韓国軍は北朝鮮が日本海に向けて、飛翔(ひしょう)体を発射したと発表しました。短距離弾道ミサイル2発とみられ、発射は今年に入ってすでに3回目です。
岸防衛大臣:「北朝鮮は本日14日14時50分ごろ、北朝鮮の北西部から弾道ミサイルを少なくとも1発、東方向に発射しました。最高高度約50キロ程度で、距離は通常の弾道軌道だとすれば約400キロ飛翔。落下したのは北朝鮮の東岸付近であり、我が国のEEZ(排他的経済水域)外と推定されます」
今年に入ってわずか2週間で、3回目となる飛翔体の発射です。
韓国軍は14日午後2時50分ごろ、北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体2発を発射したと発表しました。
北朝鮮による飛翔体の発射は先週水曜日と今週火曜日にも行われていて、この時は「極超音速ミサイル」の発射実験でした。
日本の政府関係者によりますと、このミサイルは日本のEEZの外に落下したと推定されるということです。
軍事ジャーナリストの黒井文太郎さんは立て続けに発射される飛翔体について、こう分析します。
軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏:「北朝鮮は去年1月の段階で、これからの5カ年計画、軍事上の戦力を強化する計画を発表していますので、それに向けての実験ですね。戦力強化に必要な兵器の実験を繰り返しているということ」
アメリカは、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射を受けて、関係者へ資産凍結などの制裁を発表。
これに対し、北朝鮮外務省は14日朝に発表した談話で追加のミサイル発射なども示唆していました。
北朝鮮外務省の談話(14日朝発表):「対決姿勢を続けるなら我々はより強力かつ明確に反応する」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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