「電話で20秒」で認知症を発見 会話のトーンや内容でチェック(2022年9月21日)

「電話で20秒」で認知症を発見 会話のトーンや内容でチェック(2022年9月21日)

「電話で20秒」で認知症を発見 会話のトーンや内容でチェック(2022年9月21日)

 自動音声:「まずはじめに、きょうは西暦で何年、何月、何日、何曜日ですか?」

 国吉伸洋記者:「2022年9月21日水曜日」

 自動音声:「次に年齢は何歳ですか?」

 国吉伸洋記者:「54歳…」

 一見、普通の電話のやり取りのように見えますが、受話器から帰ってきた言葉は。

 自動音声:「脳の健康チェックの結果、認知機能は『正常』です」

 実はこちら、NTTコミュニケーションズが始めた「脳の健康チェックフリーダイヤル」で、電話を使ってわずか20秒ほどで「認知症の疑い」がチェックできるという画期的なサービスです。世界アルツハイマーデーである、9月21日から開始しました。

 NTTコミュニケーションズ、スマートヘルスケア推進室・久野誠史室長:「認知症ですけども、やはり一般的に『早く気付くことがとても重要』だと言われていて、今回の機能をうまく活用頂けるんじゃないか」

 チェックでは自動音声の電話に日付や自分の年齢を話します。

 すると、音声を解析するAI(人工知能)が会話のトーンや内容から判断。「正常」か、認知症の疑いがある「認知機能低下」を判断するという仕組みです。

 NTTコミュニケーションズ、スマートヘルスケア推進室・久野誠史室長:「私たちNTTコミュニケーションズには、電話と音声認識という強みがあります」

 50年以上にわたって培ってきた音声認識技術を生かした「軽度認知症正分類率」。いわゆる正解率は、93%にも上るそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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