“一部職員”ミスで“全職員”給与カットか…茨城・常陸太田市で異例事態「士気低下」(2022年9月21日)

“一部職員”ミスで“全職員”給与カットか…茨城・常陸太田市で異例事態「士気低下」(2022年9月21日)

“一部職員”ミスで“全職員”給与カットか…茨城・常陸太田市で異例事態「士気低下」(2022年9月21日)

 一部の職員がしたミスを、全職員の給与をカットして穴埋めする。茨城県常陸太田市で、こんな異例の事態が起こるかもしれません。

■市職員「士気が下がる」

 発端は、下水道の工事でした。

 2013年から計画され、今年4月に完成しましたが、稼働したその日にマンホールから水が噴き出す大トラブルになりました。

 原因は、市の担当者が計算を誤ったことで、改修工事にはおよそ4億円が必要と見積もられています。

 そこで市は、1年半にわたって、市長など特別職は5%、一般職員は1~2%給与を減額し、改修費用のうち、およそ7500万円を補填する方針を決定。平均すると1人あたりの負担額は、およそ13万円です。

 ただ、消防士など、全く関係のない職員の給料まで下げるやり方には、次のような声が上がっています。

 常陸太田市職員:「がっかりです。なぜそうなるのか」「職員の士気が下がる。あってはならないこと。辞めたいという職員が複数いる」

■市「市民の理解が得られない」

 こうした声に対し、市長は、次のように説明しています。

 常陸太田市・宮田達夫市長:「組織的体制が原因であり、市民への説明責任の観点からの措置と理解してほしい」

 市は、追加費用の全額を税金で賄うことは、市民の理解が得られないと説明しています。

■SNS「ブラック企業も顔負け」

 常陸太田市民に意見を聞いてみました。

 30代:「そこまでしなくても、やった人が責任を取るみたいな感じでいい。全然関係ない人がそう(給与減額に)なるとか、かわいそう」

 60代:「そういうミスは、きっとあると思う。職員全員が補填するというのは、筋が違うのではないかなと思う」

 反響は、SNS上でもありました。

 ツイッターから:「ブラック企業も顔負けの常陸太田市」「ミスによる損害の補填方法が、『常陸太田方式』として、一つの前例となることは、全公務員にとってマイナス」

 市は、21日の市議会の本会議に、給与カットのための条例の改正案を提出する予定で、可決されればカットが正式に決まります。

(「グッド!モーニング」2022年9月21日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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