英で感染者隔離期間を５日間に短縮へ 深刻な人手不足が背景に
新型コロナの感染拡大で医療機関などでの人手不足が深刻となる中、イギリス政府は感染者の隔離期間を現在の７日間から５日間に短縮すると発表しました。
イギリスではオミクロン株の拡大を受け、連日１０万人を超える感染者が出ていて、隔離によって医療機関や交通機関などでの人手不足が深刻となっています。
こうした状況を受けイギリス政府は、人口の大半を占めるイングランドで今月１７日以降、感染者の隔離期間を現在の７日間から最短で５日間に短縮すると発表しました。５日間で隔離を終えるためには、簡易検査によって２回連続での陰性の確認が条件となります。
ジャヴィッド保健相は、５日間が過ぎれば感染者の３分の２は人にうつす感染力がなくなるとしたうえで、経済などの社会活動への影響と感染を広げるリスクを検討した結果、隔離期間を短縮する判断に踏み切ったということです。
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（14日13:29）
