【観光バスツアー】空港“立ち入り禁止エリア”ツアー&昭和レトロも 各地で人気!
観光業界が回復の兆しを見せる中、各地のユニークなバスツアーが新たな取り組みを開始しています。羽田空港の立ち入り禁止エリアを巡るツアーや、バスそのものを売りにしたツアーも登場しています。
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国内最大級の高速バスターミナルが東京駅八重洲口にオープンしました。17日から一部エリアが開業し、1日約600便の高速バスなどが発着しています。(全面開業は2028年度予定)
3連休最終日となった19日、バスの発着場には多くの利用客の姿がありました。
利用客
「大阪に友人の結婚式で行ってて、千葉の方に戻る予定です」
連休最終日だけあって、帰宅途中の人が多い中、「あすちょっとイベントがありまして、英国のアフタヌーンティー」と話す利用客がいました。都内のカフェで開かれる、エリザベス女王をしのんでのアフタヌーンティーイベントに参加するため、千葉・香取市からやってきたといいます。
千葉・香取市から都内へ 利用者
「東京に出るのに、約1時間で1本でこられるので、とても便利なんですよね」
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コロナ禍で苦境に立たされていた観光バスも、新たな取り組みを開始しています。
バスツアー大手・はとバスが手がけるのは、羽田空港の普段は入れない“立ち入り禁止エリア”を巡るバスツアー「羽田空港ベストビュードライブ」です。
2階建てバスが進むのは、空港の制限区域内です。滑走路ギリギリを走り、飛行機が頭の上を飛んでいきます。そんなレアな光景を目の当たりにすることができます。
はとバス広報 伊藤百那さん
「以前から、バスで羽田空港の中に入れたら、面白いんじゃないかと」
土日祝日限定のこのツアーは、6月の開始以降、予約はすぐに埋まるほど人気となっているということです。
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静岡・伊豆市では、バスそのものを売りにしたツアーも登場しました。レトロな雰囲気漂う内観に、重厚感のあるエンジン音。1960年代に活躍した昭和レトロなボンネットバス「伊豆の踊子号」です。復活したレトロバスで、伊豆市内の滝などの名所を巡るツアーを開催しました。
東海バス総務部広報・CSR推進課 土屋知也課長代理
「このバス非常に珍しくて、レトロでかわいいということもあって、ご家族の方がバスの前で、写真撮影をされていたり。若い方たちから、懐かしがってる方まで、たくさんいらっしゃいます」
今後も週末対象で、ツアーの実施を検討しているということです。
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一方、日本屈指のリゾート・沖縄では、観光の幅を広げるバスが登場しました。沖縄観光バス「リッカリッカバス」は、中心地・那覇と「沖縄美ら海水族館」など観光地が集まる北部エリアを結びます。
このバスが登場した背景について、KKdayグループの小川雄司さんは「レンタカー不足で『値段が高くて、借りるに至らなかった』とか、『予約ができなかった』とか、そういう声がよく聞こえまして」と話します。
コロナ禍でレンタカー業者が車の台数を減らすなどした結果、沖縄ではレンタカーの価格が高騰しました。バスであれば、レンタカーに比べ1日あたり半額ほど、お得に乗ることができるとあって、徐々に需要も伸びているということです。
(2022年9月20日放送「news every.」より)
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