「イギリスの母」として愛されたエリザベス女王に世界中が別れ 一連の追悼行事が終了|TBS NEWS DIG

「イギリスの母」として愛されたエリザベス女王に世界中が別れ 一連の追悼行事が終了|TBS NEWS DIG

「イギリスの母」として愛されたエリザベス女王に世界中が別れ 一連の追悼行事が終了|TBS NEWS DIG

イギリスではきのう、エリザベス女王の国葬が執り行われました。世界中が別れを惜しんだ特別な1日となりました。

ロンドンのウェストミンスター寺院で営まれたエリザベス女王の国葬。アメリカのバイデン大統領夫妻など各国の要人のほか、日本からは天皇皇后両陛下が参列され、イギリスBBCによると、出席者は2000人を超えたということです。

葬儀ではトラス首相が聖書の一節を朗読、その後、黙祷が捧げられ、イギリス国歌が斉唱されました。イギリス各地には、スクリーンが設置され、大勢の市民がその様子を見守りました。

葬儀は、ほかの多くの国でもテレビなどで生中継されました。アフリカのケニアや南アフリカなど「イギリス連邦」の加盟国だけでなく、アジアのネパールや、中国でも多くの人が女王の死を悼むなど世界中から別れを惜しむ声が上がりました。

北京市民
「女王は素晴らしいことを行い、世界に美しい記憶を残した『世界の女王』だった」

BBCは、全世界で数百万人が生中継を視聴したと伝えています。

葬儀の後、ロンドン市内を運ばれた女王のひつぎ。イギリスメディアによりますと、沿道には数十万人が集まりました。

記者
「いま、女王のひつぎを乗せた砲車がバッキンガム宮殿に到着しました。この宮殿とも最後のお別れです」

市民
「パレードは本当に素晴らしかったです。これまでの女王の業績に値するものだと思います」

その後、ひつぎは女王の住まいだったウィンザー城へ。

記者
「ウィンザー城に続く道を女王のひつぎがゆっくりと進んでいます。多くの人たちが静かに見送っています。これが本当に最後のお別れです」

市民
「ひとつの時代が終わり、非常に悲しくさびしいです」

女王の愛犬、コーギーの「ミック」と「サンディー」やポニーの「エマ」も葬列を見送っていました。

ウィンザー城内の礼拝堂で行われた、埋葬前の祈り。女王が戴冠した時に引き継いだ王冠、王笏と宝珠がひつぎの上から外されました。その後、女王のひつぎは去年亡くなった夫のフィリップ殿下とともに、女王の両親も眠るジョージ6世記念礼拝堂に埋葬されました。

これで一連の追悼行事は終了。「イギリスの母」として愛されたエリザベス女王に世界中が別れを告げた歴史的な一日でした。

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